![]() |
2012.03.18 Sunday
国境は人間が決めたもの
国境というのは、人間が決めたものであり、空気や水は自然の中で自由に動くものだ。
だから、大気汚染は恐ろしい。 自国だけにとどまらない。 これから、中国、インドが発展していく。 それ自体は悪いことではない。 むしろアジアにとっていいことだろう。 しかし、日本にとって、中国のモータリゼーションは関係が深い。 中国だけで、十数億の人口。 この人達の自動車1台あたりの人口が、今の日本並の2人/台くらいになると、すごいことになる。 今から、何億台という自動車が増えて、走ることになる。 大気汚染は進み、石油は当然不足するだろう。 偏西風に乗って、中国の大気汚染が日本に流れてくる。 今年の1月、北京の米国大使館のデーターでは、測定範囲外の高い汚染が検出され、市民はマスクなどを買い求め、自動車は昼からライトをつけて走っているらしい。 日本の基準の30倍以上という。 日本の放射能どころではない、という人もいる。 まさに、中国の汚染は対岸の火事ではない。 北京オリンピックの時は、規制をしていたらしい。 写真を見たが、すごいスモッグだ。 もちろん、それだけモータリゼーションが発達するにはまだまだ時間がかかるだろう。 しかし、それでも、今の状態なら確実に来る。 石油がどんどん高騰する。 どこかで、脱石油をしないと、人類は生きていけないだろう。 これから、エネルギー不足、食料不足が起こってくる。 そういう意味では、人口が減るのはいいことかもしれない。 |
![]() |