考えたこと2

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震災1年
震災が起こってから、1年経つ。

その時、ぼくらは会議中だった。
横揺れが長いこと続いた。

縦揺れをあまり感じなかった。
きっと震源は遠いんだろう、と思った。
その後、インターネットで震源が東北であること、津波が来たことを知った。

尋常な被害ではないということがわかった。

そして、原発の事故。
とにかく、冷却しないといけないはずだったが、対応が遅い。
米軍の協力要請もなぜか断った。
これは御巣鷹山の時と同じである。

今、震災後の原発の対応を検証しているが、東電の社長の対応は拙かったと思う。
社長なら、すぐに現地へ行き、信頼できるエンジニアを呼び、正確な情報を出す、ということを陣頭指揮するべきだったと思う。
東電という企業の体質が、役所のような会社だったのだろう。
だから、あのような対応になった。

反省するなら、この体質を変えないといけない。
なぜ、役所のようになったのか。
それは競争がないからだと思う。
巷で言っているように、電気を作る事業と送電線事業を分けて、電気を作る方は競争する方がいい。

それと、行政の対応だ。
これから明らかになるだろうが、最初は事の重大性を分かっていなかったのではないか。
原子炉を廃炉にしたくないから、海水の注入を遅らせたように思う。
素人考えでも、まず冷やすことが大事だったはずだ。

現場はいくら頑張っても、本部にポリシーがなければ、現場が気の毒だ。

この点は、本当に反省すべきだと思う。

これは半分は人災ではないか。


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