考えたこと2

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過剰な自信
過剰な自信というのは要注意だ。

ある程度の自信は必要だが、それが過剰になると判断を間違う。
自分を疑う余裕がなければならない。

緊張する場面では、適度な緊張をしないといけないのだろう。
適度な緊張、というのは話し始めに緊張している、という事になる。
何かを話すとき、話す方と聞く方は一体である。
したがって、話し手が適度に緊張していると、聴衆も適度に緊張する。

亡くなった桂枝雀の理論に、「緊張の緩和が笑いを生む」というものがある。
ぼくはこれを信じているのだが、緊張がなければ、笑いも生まれない。
笑いは、聴衆と話し手の一体感を醸成する。
一回笑いを取れば、一気に聴衆との距離は近づき、話は成功に近づく。
だからこそ、適度な緊張がちょうどいい。
それが自然な姿だろう。

過剰な自信は、聴衆に、どれだけいい話をしてくれるのか、と思わせる。
要は自分でハードルを上げていることになる。

過剰な自信というのは、持つべきではない。

緊張しすぎて失敗する方が、過剰な自信で失敗するよりも罪が軽い。

緊張しすぎて失敗するのは、聴衆も許容してくれる。

しかし、ぼくらのような人前で話すことが商売ではない人間が、過剰な自信で失敗すると、聴衆は聞いて損をしたと思う。

謙譲の美徳と言うではないか。


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