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2011.12.13 Tuesday
植物の力
タミフルといえばインフルエンザの薬。
その薬の元になったのが、トウシキミという植物。 その植物が持っているシキミ酸というものが、インフルエンザウィルスに効くらしい。 キナという植物からキニーネという解熱剤が、ケシから鎮痛剤のモルヒネがとれる。 もちろん、合成されて作られる薬もあるが、その中には植物からは微量しか取れないので、その成分を合成する、というものもある。 植物は地球上に現れてから34億年という。 地球の年齢より10億年くらい短いだけだ。 すでに27億年前には、光合成をするものが現れたということらしい。 それだけ人間よりも先輩なのだ。 インフルエンザウィルスをやっつける成分も持っているだろう。 それだけではない。 いまだに、植物の光合成は謎だ。 だいたいの仕組みはわかっているのだが、植物ほど上手にできない。 人工光合成の研究はどれくらい進んでいるのだろう。 もっと植物について、研究すべきだと思う。 これはマチガイなのだろうか…。 |
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