考えたこと2

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CODIS
アメリカの科学捜査には、もう一つ重要なデーターベースがあった。

DNAの配列のデーターベース。
それをCODIS(COmbined Dna Index System)という。
こには重犯者、逮捕者などのDNAデーターが登録されているらしい。

科学捜査では、容疑者のDNA鑑定をしてCODISで一致を調べる。

CODISはDNAの中に現れる塩基の繰り返しのパターンを調べる。
どんな配列が繰り返し現れるか、それを調べるらしい。

それをデーターベース化したものがCODISシステム。

DNAは生物の身体を作る情報がすべて入っている。
だから、一卵性双生児でなければ、全く同じ人間はいないのと同じように、DNAも必ず異なる。
しかし、すべてを照合するのは時間とコストがかかる。
そこで塩基(シトシン、グアニン、アデニン、チミン)の並びのパターンを調べるということらしい。

このパターンには特徴が現れ、それで個体を特定することができる。

プライバシーの問題をどうするか、という問題はあるが、このデーターベースのおかげで犯人の特定ができるということもある。

きっと重犯率のデーターもあるのだろう。

こないだ書いたが、アメリカ人はデーターベースが好きだ。
データーを貯めることには、努力を厭わない。

グーグルが世界中の本をデーターベース化しようとしていることも、アメリカ人ならではの発想だろう。

でも、コンピューターが進んで、大量のデーターでも短時間に処理できるようになってきたから、本当にデーターベースの意味が出てきた。

日本人はそのあたりが弱い。
なぜデーターを貯めるのか、それをどう利用するのか等の事を明確にしないとデーターベースを作らない。

そんなことは後で考えればよい。
多分役に立つという程度でもデーターベースを作ればいいのだ、というのがアメリカ人の考え方のように思える。

データーはたくさん集めてみると、何かがわかることもある。

データーベースの力はそういうものだ。



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