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2011.10.27 Thursday
タバコ
タバコをやめて、3年になるか。
やめると、タバコのにおいが気になるようになったり、近くで吸っている人が疎ましく感じられたりするというが、ぼくはそんなことはない。 タバコを吸った年数が三十数年。 今死んでも、まだ半分以上だ。 それほどタバコは身近なものだった。 脳梗塞で入院して、入院中は吸えず、退院して灰皿やライターが捨てられていて、やめた。 意外とあっさりやめられたものだ。 それまで1回だけ禁煙したことがあるが、十日持たなかった。 これは一生タバコとは縁が切れないなあ、と思っていたら脳梗塞。 病気には勝てない。 でも、タバコの良さはわかる。 世の非喫煙者はタバコに異常に冷たい。 それは吸ったことがないから、当然だ。 仕事をして、一段落ついた時の一服。 食後の一服。 考え事をしている時の一服。 あの一服はすばらしい。 けむりを燻らす、という表現があるが、まさにそういう感じ。 残念ながら、ぼくはもう吸えないが、その価値はわかる。 世間の風は冷たすぎる。 もちろん、副流煙や灰皿など、人の迷惑は気にしないといけないが、楽しみは認めるべきだと思う。 物理的に身体に悪いことが、必ずしも人間にとって悪いことだとは限らない。 それをわからないといけないと思うのだが…。 |
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