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2011.10.18 Tuesday
カリグラフィーペン
カリグラフィーという言葉がある。
これは専用のペンを使って、文字をきれいに書いてみせるための技術というようなもの。 専用のペンというのがミソである。 カリグラフィーペンで一般的なものは、幅の広いペン先の万年筆。 まっすぐ書いて、幅が1.5mm〜5mm程度の太さになる。 ただ、これを同じ方向に持ち、縦に書いたり、横に書いたり、ななめに書いたりすると、字の幅が変わる。 その効果を用いて、字をきれいに見せる手法がカリグラフィー。 何本かカリグラフィーペンを持っている。 一つは3つのペン先が取り替え式になっているもの。 1.5、3.0、5.0の三種類だったと思う。 あとの2つはペン先が1.5mmのもの。 一つは普通の万年筆。 もう一つは、特殊なペン先のもの。 パイロットのパラレルペンという、二つの金属を合わせたような構造。なかなかよくできている。 最近、目が悪くなり、字が見えなくなった。 また、字は書かないと下手になる。 その両方が相まって、字が汚くなった。 だから、きれいにみせるために、カリグラフィーペンを使う。 太さが1.5mmもあるから、まず小さな字は書けない。 ペンをしっかり持って、方向を確認してから書くので、ゆっくりになる。 そして、カリグラフィーペンを使うと、きれいに書こうとする心理的効果が働く。 これら3つの効果が、汚い字をマシにみせる。 ワープロを使うようになって、漢字は忘れるわ、字が汚くなるわ、ろくな事がない。 しかし、そのろくな事を補って余りあるメリットがワープロにはあると思う。 だから、カリグラフィーペンの出番なのだ。 もっと短いのや、普通の万年筆みたいなのを出せば、売れるんではないかと思う。 どうでしょうか…。 |
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