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2011.10.04 Tuesday
陰膳
陰膳(かげぜん)という風習がある。
古い日本の風習。 亡くなった人の分もお膳を出して、供養をするというもの。 実際にやったことはない。 そういう風習がある、というのを知ったのは本を読んだり時代劇を見たりしたからだ。 膳と言われても、若い人はピンと来ないかもしれない。 昔は一人ずつお膳を出して食べていた、ということから説明が必要だ。 今なら精進料理などを食べに行かないと、イメージがわかないかもしれない。 身内がなくなったときに、その人の分も料理を作って供えるというのは、何となくわかる。 法事の時に陰膳するという習慣があるところもあるらしい。 そういう習慣が日本にある、ということは知っておいたほうがいいと思う。 何となくそう思う。 そういう年になった。 |
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