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2011.10.02 Sunday
Jiffy
ジフィーという単語がある。
これはもともと「瞬間」というような言葉で、in a jiffy で「すぐに」という意味だ。 コンピューターオタクの女性が出てくるアメリカのドラマがある。 その女性が、ちょっと待って、という時に wait a jiffy といって、「ジフィーは1/100秒のことだけど、話せば長くなるので…」という場面があった。 そのままドラマは進んだのだが、きっとjiffyはコンピューターの用語だろうと調べてみた。 jiffyはリナックスシステムのクロックの単位。 なるほど、話せば長くなるはずだ。 リナックスはコンピューターのシステムの一つであり、そのシステムで一つの命令を実行する時間がジフィーということになる。 こういうドラマは好きだ。 そのキャラクターになりきっている。 おそらく、俳優が自分で勉強したのだろう。 ああいうセリフはきっとアドリブだ。 それらしい、というより、そのもの。 こういうディテールにこだわった俳優が何人いるかで、ドラマの完成度が決まる。 もちろん、それ以前に脚本やキャスティング、予算の問題もあるのだが…。 しかし、そうなるためには、3ヶ月で終わっていては無理だろう。 若い俳優ばかりでも無理だ。 それなりに練られた脚本と、リーズナブルな予算、そしてプロ意識を持った俳優がいないとできない。 だから、くだらないバラエティばかりになるのだろう。 |
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