考えたこと2

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流感
流感は流行性感冒のこと。
今でいうインフルエンザだ。

この「流感」というのが、もう若い人には通じない。
リュウカンってなんですか?という。
リュウカンは流行性感冒のことや、というと、それがわからないという。
それはインフルエンザのことや、というと、ああそうですか、となる。
それならなぜインフルエンザと言わないのか、という勢いだ。
ひょっとしたら、感冒が風邪のことだとわからないのかもしれない。

20代でも聞いたことがあって知っている、という人もいれば、30代で知らない人もいる。
知ってる/知らないがマダラになっている。
親の年が違うのか、地域性があるのか…。

風邪のことを感冒というのは、昔CMでやっていた。
ルルか何かだったと思う。
総合感冒薬というような文字が最後に出たと思う。
あれは昭和50年代だったか…。

それでも「流感」というのは10代になると全滅らしい。
インフルエンザで通じるから、別に困らないのだが。
でも、漢字は便利だ。流行性感冒というと、だいたいの意味はわかる。

「流感」のような言葉はたくさんあると思う。
ぼくらは通じると思っていても、若い人に通じない言葉。

江戸、明治、大正、昭和と時代が変わって、新しい言葉ができ、古い言葉が死んでいった。
これらの時代は体制の変化もあったし、大量に新しい言葉を使わざるを得なかったということもあっただろう。

しかし、昭和から平成にかけては、それまでよりも変化は少ないと思う。
それでも、大量の日本語が消えていっているような気がする。

もっと時間がたたないと、評価はできないが…。


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