考えたこと2

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刑事コロンボ
ピーター・フォークがこの6月に亡くなった。

刑事コロンボが当たり役。
これはシリーズとなって、だいぶ長いこと続いた。
たしかNHKで土曜日にずっと放映していたと思う。
まだまだ、当時は海外から面白いドラマを輸入していた。
円高だし、くだらないバラエティを流すなら、そのほうがよほどマシなのだが…。

このシリーズは、新しい刑事ドラマのパターンを作った。

何が新しかったかというと、最初に犯人が犯行を犯す。
殺人の場面を最初に見せてしまう。
謎解きの面白さではなく、どうやって犯人を追い詰めるか、というところを見せる。
これは斬新だった。

それまでは、誰が犯人か、ということが見ている側の興味だったが、このシリーズでは頭のいい犯人がどうやって追い詰められていくか、というところが見どころになった。

完全犯罪や他の他人に罪を着せようとした犯人が、コロンボの追求でしっぽを出す。

コロンボは犯行現場を見て、どうして殺人が起こったかを一瞬で見抜く。
そして、風采の上がらない刑事を装って、真犯人に話をする。
ぼろが出るのを待っているのだ。

そして、すべてを解明する。
あとは証拠だけというところまでいく。

その上で、罠をしかける。
コロンボがほのめかしをして、真犯人が何かをするようにさせる。

そして、それを行動に移したときに、コロンボがその場にいて、逮捕になる。

能ある鷹は爪をかくす、ということだ。

その後こういうパターンは増えたが、このドラマが最初だったと思う。

犯人探しより、犯人が犯す失敗、という面白さ。

一世を風靡したドラマだった。



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