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2011.08.12 Friday
うっとうしいドラマ
ここ何週間か、木曜日の夜のドラマを見ている。
別に見たくはないのだが、家族が見るので仕方がない。 見たくないから、別の部屋に行くというのが面倒くさい。 ネットをしながら、ついついスジを追ってしまうのが情けない。 「それでも生きていく」というドラマだ。 どうも、小さい時に友達の妹を殺した20代の男を、その殺された妹の兄が探すという話。 男と兄は同級生らしい。 そこに当然、その両方の家族が巻き込まれる。 こんな話は大嫌いだ。 ひとことで言うと、うっとうしい。 そんなテーマを何回もに分けて、ドラマで流すという気が知れない。 こんなテーマがやりたいのなら、映画館で3時間でも4時間でもいいから、作品にすればいいのだ。 それなら、本当に見たい人だけ見に行ける。 こんなものを付き合いで見てしまう人間の気持ちは、わからないのか。 そんな映画を作っても、売れないだろうとわかっているのだ。 そんなものを連ドラにする…、アホではないか。 そんなテーマを設定しても仕方がない。 被害者の感情、加害者の理由、そんなものを描いてどうするのか。 そんなものは、すぐれて個人的なものだ。 その人が生きて、感じるものだ。 実際に自分が経験しないと、わからないという類のものだと思う。 いくら、一生懸命に演じたとしても、そんなものは嘘だ。 想像で演じられるものではない。 それも、若い俳優に、できるわけがない。 早く終わってほしい。 つきあわされる身にもなってくれ。 |
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