考えたこと2

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かしこくなったイヌ
イヌやネコは身近な動物だが、人間と同じように、一匹一匹違う。
個性がある、といってもよいだろう。

しかし、イヌは種類によって、共通のものがあると思う。
だから、盲導犬や警察犬に向くイヌというのがある。
ゴールデンレトリーバーは基本的に人なつっこいし、シェパードは頭がいい。

一方、ネコはあまりわからない。
ネコは積極的に人と交わろうとしないから、わからないのかもしれない。

しかし、ぼくらが小さな頃はまだ野犬がたくさんいて、そんなにイヌがペット化していなかった。
朝夕、リードをつけてイヌを散歩させる、という光景は平成のものだろう。
衣食が足りないと、ペットを飼う余裕もない。

今のペットの扱いは、スーパーのペット用品売り場を見ればわかる。
あらゆるものが置いてある。
ペットフードはもちろん、成犬用だけでなく、老犬用のカロリー制限したものもある。
いたれり、つくせりである。

その昔、祖母のところに雑種のイヌがいた。
当時ぼくは祖母の家の隣に住んでいたので、そのイヌと遊んでいた。

今考えると、だいぶイヌの頭は悪かったと思う。
もともと、日本人にはイヌをしつけるという気持ちがあまりなかったのではないか。
その代わり、イヌが家族の一員という概念もない。
家の中でイヌを飼っている、というと変わり者という目で見られた時代。
広っぱで遊んでいたら、誰かの飼い犬が追いかけてきて、かまれそうになったこともある。
今なら訴訟問題だが、その当時はそんなことを訴える人はいなかった

平成になって、野犬はいなくなったし、イヌは家族の一員となった。

そのおかげで、イヌはかしこくなった。

でも、飼い犬でなくなれば、生きていけるかどうか、はなはだ怪しい。

そういう意味では、イヌがかしこくなったワケではなく、人間化したというべきか。

イヌが考えていることを理解できる時代が来るとしたら、それは人間にとってうれしいことではないかもしれない。




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