考えたこと2

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Picasa
Picasaという写真を集めたサイトがある。

Googleのやっているサービスで、これも無料である。
アカウントを取れば、だれでも参加できる。
そこに、自分の撮った写真をアップロードして、みんなで共有することができるサービスだ。

みんなで共有しなくても、別にかまわない。
ただ、みんなで共有できるような写真をアップしてほしい、ということだろう。
旅行の写真とか、宴会の写真とか、結婚式とか、そういうイベントの写真を、参加者の間で共有して見ることができる、という意図である。
便利になったものだ。
写真の概念が変わる。
撮るのはタダだから、何枚でも撮ればいい。
その中から傑作を選んで、それをアップする。
なるほどなあ。

ぼくは使ったことがないし、おそらくぼくの世代ではほとんど使っていないのだと思う。
もしも使っていれば、招待状が来たりして、見ることができるはず。

しかし、若い世代の人は違うだろう。

今の若い人は生まれてから景気のいい時を知らない、ということだが、ものごころついた時からこういうサービスがある、という人でもある。
インターネットが進化して、いろんなサービスがネットに依存して形を変えている。

昔なら、写真を撮って、現像して、写っている人の分だけ焼き増しして、送っていた。
しかし、もうそんなことは要らない。
写真のデーターをPicasaにアップし、メールでURLを送ればよい。
何なら、全世界に公開することもできる。(見るかどうかは別として)

あらゆるものが、全世界公開可能、という状況になってきた。

ホームページに始まって、ブログなどの文字ベースのものや、Picasaのような写真ベースのもの、Youtubeのような動画ベースのものなど、どんどん簡単になってきている。

本当に誰でもが、全世界に向けて発信することは可能になった。
それも、数万円のコストでそれができる。

ぼくらは、この時代をどう迎えるべきか。
サービスが先行して、人間の頭がついていっていない。
と思っているのは、ぼくだけなのか…。

ぼくらは、こういう大きな変革期に生きられて、幸せなのかもしれない。

実際に顔と顔を合わせないとダメだった時代から、物理的な距離は関係なくなった時代まで、生きてきた。
レガシーな方法から、モダンな方法へ。

どちらをも知っているぼくらが、レガシーな時代の良さを伝えて、モダンな方法の中に取り込むという仕事ができるかどうか。

それは単なるおせっかいなのか…。



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