考えたこと2

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Daniel その2
エルトン・ジョンのダニエルという曲、以前書いた。

1973年のリリース。
この曲は弟が兄を思う歌だが、今日ドラマを見ていたら、ベトナム戦争から帰ってきた兄のことを歌った歌だとわかった。

作詞をしたバニー・トーピンが、そう書いているサイトもあった。
そうだったのか…。

一説には削られた歌詞があったとのこと。
1973年というとベトナム戦争の終局。
アメリカ軍が撤退した年だ。

たくさんの米兵がベトナムから帰ってきたのだろう。

ベトナムから帰ってきた兵隊をテーマにした映画も、たくさん作られた。
前にも書いた「グッド・モーニング・ベトナム」、「プラトーン」「ハノイ・ヒルトン」など。
「ランボー」も1作目はベトナムから帰ってきたランボーだった。

1950年代の後半に生まれたぼくらにとって、最初の大きな戦争というと、ベトナム戦争になる。
当時、北爆とか、べ平連とか、クリスマス休戦とか、そんな言葉が新聞の紙面を飾っていた。

北ベトナムは中国・ソビエトから支援を受け、南ベトナムはアメリカから支援を受けて、戦っていた。
冷戦時代の戦争。
実質的にはアメリカ対北ベトナムということだと思う。

ぼくは、当時政治に興味がなかったが、それでも北ベトナムを爆撃するのはヨクナイというふうに思っていた。
そういう世間の空気だったのだ。

結果的に、アメリカは撤退せざるを得なくなり、負けた。
負けたというか、勝てなかったというべきか。

それが、日本国内の左派を活気づけたという効果はあったと思う。

日本にとって、それがよかったか悪かったかは、もう少し時間が経たないと評価できないだろう。
(ぼくは悪かったと思っているが…)

そんな時にリリースされた、エルトン・ジョンのバラードがダニエル。

いい曲だとは思っていたが、隠れた歌詞があるとは思わなかった。

エルトン・ジョンの名曲。


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