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2011.04.19 Tuesday
82%
ヒトの身体の中は約65%が水分だと言われている。
もちろん、大人と子ども、男性と女性では違うが、だいたい60〜70%らしい。 ぼくらは水の中から生まれてきたのだから、それぐらいの水分はあるのかもしれない。 しかし、脳の水分が82%というのは、ビックリする数字だ。 本当にそうなんだろうか。 脳の重さは、体重の1/40らしいから、70kgの人なら1.7kg程度になる。 そのうち82%が水分だから、実際の脳の重さは350g程度ということになる。 もちろん、脳細胞の中に水分がたくさんあるのだろうが、それを抜くと500gにも満たないということだ。 それだけで、人間が考えて生きる事ができるとは、驚異的な気がする。 ヒトは生きている間に、脳の機能の半分も使えていない、という事を昔聞いた事がある。 以前脳の能力は無限ということを書いたが、未だに脳の機能は解明されていない。 脳の働きは、どうなっているのか、わからない。 言語中枢がやられたら、言葉を話せなくなるが、それは言葉を忘れたわけではない。 言葉が話せるのだが、字がわからない。 記憶はあっても、呼び出せない。 脳は呼び出す働きをしているらしいが、記憶は消えないらしい。 人は死ぬ時に一生の記憶を思い出すというが、それは脳の働きが止まるからだという。 そうなると、記憶はどこに入っているのだろう。 すごい量だと思うが、脳に入っているような気もする。 一体どうなっているのか。 人間の身体は不思議だ。 |
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