考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< April 2025 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
社会科
今の中高の授業でややこしいのは社会科の科目。

いつ、何をやるのかはわからないが、とにかく、数が多い。
日本史、世界史、日本地理、世界地理、倫理社会、政治経済、公民、現代社会。
何がどうなっているのか、わからないが、こんなに分けてどうするのか。

ぼくらの時も世界地理、日本地理、日本史、世界史、倫理社会、政治経済くらいはあったが、そこからまだ科目が増えている。

歴史の連続性を重視して、日本史と世界史を分けているのだろうが、もうそろそろ見直した方がイイのではないか。
グローバル化の社会である。
日本史、世界史をまとめて、人類の歴史にしたらよいと思う。
日本の縄文時代は世界ではこういう事が起こっていたとか、江戸時代にはヨーロッパはどうなっていたかとか、古代・中世と近代に分けて、それを歴史とまとめて呼ぶようにすればどうか。
そういう視点でやり直すくらいの気持ちでやってほしい。

また、地理ももっと統計を重視して、世界のエネルギー消費とか、人口分布とか、年齢分布とか、そんな視点で教えた方がよいのではないか。
スカンジナビア半島がどこにある、というのも大事だが、資源、エネルギー、食料などの偏在を教える方が重要な気がする。
細かい改訂はあるようだが、もっとズバッと変えた方がイイと思う。

政治経済は必要だ。
自民党の総裁選に自分も選挙権がある、と思っていた若い人もいる。
参議院と衆議院の2院制になっていることも知らない人もいる。
選挙に行けばいいというものでもないが、投票率の低さは、政治経済の教育の失敗を物語っているのではないか。

まあ、そのためには教員養成の課程を変えないといけない。
問題の本質は、そこにあるような気がするが…。
単に科目が並んでいるだけで、能力は担保されていない。

総合的に社会とは何か、民主主義とは何かという視点がなければ、難しいような気がする。

それは、実社会に出て経験するものであり、教員のような狭い社会で生きている人には難しい。

失礼だが、そんな気がする。


| | 考えたこと | 23:51 | comments(0) | trackbacks(0) |

コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://hdsnght1957kgkt.blog.bai.ne.jp/trackback/234478
トラックバック