考えたこと2

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二宮尊徳
今日は生涯学習の関連で講演会を聞いた。

掛川市のことが主題。
二宮尊徳が生まれたところとのこと。

二宮尊徳というと、昔どの学校にも銅像が建っていた。
薪を背負って、本を読みながら歩いている姿。
戦前、二宮尊徳がエラい人だと言われ、たくさん建てられたらしい。

ぼくの小学校にもあった。
その後地震があったから、今はどうなっているかはわからない。

子供の小学校には、建っていなかったとのこと。
二宮尊徳のように、本を読みながら道を歩いては危ない、という理由が言われ、撤去されたという。
それだけではないだろう。
戦前の命令で建てたものは、教育勅語やご真影と同じく、嫌われたのだと思う。

今になって思えば、戦前のものは全て悪いというのはマチガイだとわかる。
もちろん、軍が政治をの実権を握り、天皇制という集団無責任主義でやっていたことがよいというワケではない。

しかし、今日聞いていたら、二宮尊徳という人の思想は立派なものだと思う。

ぼくらは、思想的には、過去を否定するところからスタートした世代だと思う。
戦後の民主主義教育というものだ。
戦前の日本は悪い、ということを習った。
あながちウソではないが、世の中に全て悪いとか全てよいとかいうものはない。
そのよい面も否定してしまったと思う。

もう一度戦前の日本を評価しないといけないのではないか。

そんなことを思いながら、講演を聴いていた。


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