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2011.02.17 Thursday
確率論
ラスベガスのことをベガスという。
ベガスは人々が夢を見るところ。 ギャンブルが認められている。 スロット、カード、サイコロ、ルーレットなど、よくわからないが、いろいろなゲームがある。 サイコロをふって、6が何回でるか、というような問いから始まったのが、確率論。 これは日常生活でもよく使う。 アメダスの予報がそうだ。午後から雨が降る確率は10%とかいう。 また、マークシートで4択の場合、普通に考えて100点満点で25点は取れるだろう、という予測もそうだ。 これは、4択だから、ランダムに選ぶと25%の確率で正解になる。だから、全くわからなくても25%、つまり100点満点で25点は取れる、という計算になる。 そんなふうにして、できてきた確率論であるが、バクチ打ちに聞くと、計算ではそうなるが、そういうものではない、という人も多いらしい。 それはそうだ。 何回もやれば、必ずこうなる、というのが確率論。 1回の勝負では、それは有利か、不利か、という事しかいえない。 まあ、世の中、サイコロをふって何かを決めることはあまり多くないから、普段は確率などあまり考えずに済むのだろう。 でも、人間の決断はよく間違う。 こんなことなら、サイコロをふって決めたほうがマシ、というような例もよくある。 知識もなく、経験もないのに、これがいい、というようなことを言う。 そんな決断なら、サイコロで決めればよい。 知らないということを知らないということは、一番恐い。 量子論が出てきたときに、不確定性原理というものが発表された。 要は、電子のようなものは、だいたい、ここにあるだろう、ということしか言えないというもの。 天体のように、軌道と位置がわかるようなものではない、というのだ。 アインシュタインは死ぬまでその原理を疑っていたとのこと。 そのとき、彼が言った有名な言葉が、「神はサイコロをふらない」ということらしい。 しかし、今のところアインシュタインが間違っていた、という定説。 神もサイコロをふるのだ。 だから、確率は大事なのだろう。 |
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