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2011.02.13 Sunday
時代がはやい
最近の若い人に聞くと、4〜5年離れたら、考えていることがわからないという。
まあ、それは極端としても、時間が流れるのが早くなったという感じはする。 インターネット以前と以後でだいぶ変わった。 それ以前はワン・ジェネレーションが10年はあった。 10年違うと、世代間で考え方や常識が違うということだ。 インターネットができて、世の中が少しずつ変わり始めた。 それまでも、パソコンで変わっていたが、その比ではなかった。 メールができ、グループウェアができ、企業が変わった。 そして、携帯でメールができ、携帯用のサイトができ、そして、スマートフォンができて直接webにアクセスできるようになった。 掲示板やソーシャルネットワークなど、若い人は使っていく。 それがたかだか20年くらいの間に起こった。 それまでとは全然スピードが違う。 国境がなくなり、どこかで起こったことがすぐに何かに影響を与えるようになった。 今回のチュニジアやエジプトの出来事がその例だろう。 その昔、江戸時代あたりはワンジェネレーションが50年くらいだったと思う。 昭和の時代は10年。 でも、今はワンジェネレーションが4〜5年だという。 まあ、これ以上縮まりようがないところまで来た。 ぼくの職場でも、30代の人はぼくが言うことが時々わからない。 それは昭和の時代を表す言葉だったりして、ああ、これがわからないのか、と思う。 それはそれでかまわない。 もう過去の歴史になったのか…、という感じだ。 ベトナム戦争や学生運動、内ゲバという言葉も過去になった。 これだけ時代が早くなって、あと20年ほど経ったら、どうなるのだろう。 まだまだインターネットは進化するのだろうか。 果たして、これは人類の進歩なのだろうか。 全ては時間がたてばよくなっていく、というのは進化論の考えだが、それは本当だろうか。 その答えは20年後。 |
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