考えたこと2

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尊厳死
これからの社会福祉を考えるときに、避けては通れないのが、尊厳死の問題だと思う。

高齢化が進むと同時に少子化が訪れる。
2020年には65歳以上の人口は3334万人、高齢化率27%になると予想されている。
つまり、10年後には、ほぼ三人に一人は65歳以上ということだ。

そうなると、死ぬ人が多くなる。
若い人が減って、高齢者が増えるから、仕方がない。

必然的に、医療費は増えるだろう。
二人で一人を養うのだから、医療にかかるお金は大変だ。

ぼくらの世代の死はきっと難しい。
今からそのことを考えておく必要がある。

尊厳死をネットで調べてみると、尊厳死協会がリビングウィルといって、生きている間に尊厳死を宣言するという方法が書いてある。
一方、「安楽死・尊厳死法制化を阻止する会」というのがあって、賛否両論あるようだ。

安楽死・尊厳死法制化を阻止する会は、何を言っているのかというと、「生きようとする人間の意思と願いを、気兼ねなく全うできる医療体制や社会体制が不備のまま、「尊厳死」を法制化することは、病に苦しむ人や高齢者に「死の選択を迫る」圧力になりかねない。」ということだ。
「法制化」はよくない、と言っている。

安楽死と尊厳死の違いもわかっていなかったぼくには、だいぶ勉強になった。

しかし、こんなデーターもあった。

http://allabout.co.jp/r_health/gc/300891/3/
このページによると、「良い意味でも悪い意味でもなく、ただ客観的な事実として、『医療技術の進歩』つまり『今までだったら死んでしまうひとも助けられる技術』にお金が一番かかるという事実、つまり『医療技術が進歩し続ける限り、必ず医療費は増大する』という意外と知られていない事実があるということ(考えてみれば当然ですが)は知っておいて損はないと思います。」と書いてある。

何でも「病院で死亡する直前1ヶ月にかかった医療費が1兆円弱」、という試算が出ているそうだ。

そういうこともあるのか。

難しい問題だが、医療が成長分野ということは、海外から病人を受け入れて、高度先進医療を施すということも視野に入っているだろう。
もちろん、外貨を儲ける手段になる。

尊厳死から話がそれたが、医療の問題はお金の問題でもある。

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