考えたこと2

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アメリカ
アメリカは、ぼくにとっては、憧れの国であり、やっかいものでもある。

世界一豊かな国であり、ひょっとしたら、世界一害をなす国でもあるかもしれない。
そして、今のところ、かろうじて世界の覇権を握っている国。

アメリカ人というのは、星条旗に忠誠を誓ったら、一応誰でもなれる(最近はちょっと難しいらしいが)。
アメリカに住んでいる人がアメリカ人である。
だから、あらゆる民族、あらゆる人種がいる。

イタリア系アメリカ人やポーランド系アメリカ人、アイルランド系アメリカ人、アフリカ系アメリカ人、アラブ系アメリカ人、アジア系アメリカ人…。
皮肉な言い方だが、アメリカ系アメリカ人というのは、俗にいうインディアンの事になる。

その中で力を持っているのが、WASPと呼ばれる人たち。
White, AngloSaxon, Protestantの頭文字をとったもの。

白人でアングロサクソン系、そして宗教はプロテスタントということ。
この人たちがアメリカを牛耳ってきた。

しかし、ぼちぼち限界だろう。
すでに、オバマのように、アフリカ系アメリカ人が大統領になったりしている。

アメリカの特徴は、異民族との共生によって生まれたものだと思う。

生まれながらにして、外国に住んでいるようなものだ。
文化の違い、習慣の違い、宗教の違いなどの中で暮らしている。

自分というものを決めるときに、他人を基準にしているが、その他人の幅が広い。

それは、自分というものを測るモノサシが長いということだ。
アジア、ヨーロッパ、アフリカ、中近東などの文化の中で、自分を位置づけるということ。
これはすごいことだ。

ある意味では、すごいストレスの中で暮らしているともいえる。

だから、言葉に敏感なのだろう。
同じ言葉を話していても、民族が違うのだから、約束事は書いておかなければならない。
何でも言葉にして、記録する。
だから、契約社会にならざるを得ない。

ぼくはアメリカという国は、何だかんだ言っても、やっぱりえらいと思う。
賛否両論あるかもしれないが、誰かが言った「壮大な実験」という言葉が当てはまると思う。
人類の実験をしているのが、アメリカだ。

もし世界にアメリカがなかったら、きっと今より住みにくいところになっていただろうと思う。




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