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2010.12.17 Friday
目的と結果
目的というのは、何のためにそれをやるか、ということ。
結果というのは、それをやって何が得られたかということ。 この2つは全く別のものだ。 難しいのは、何年も仕事を続けてきた人が、自分の結果をもって、まるで目的のように言うことだろう。 何かの仕事を考えてみるといい。 自分がやり始めた時のことなど忘れている。 きっとイヤなことも多かったはず。 やりたくて選んだ仕事だ、ということはまずないだろう。 でも、それをやり始めて、十年、二十年経つうちに、面白さがわかってくる。 そして、まるで最初から目的があったような気になってくる。 その目的を、やりがいとか、価値とかいう。 それは仕事を続けた結果である。 大事なのは面白さがわかるまで仕事を続けることだ。 最初から、面白さなどわからない。 だから、最初から目的などわからない。 わからないことをやり続ける力が必要だ。 それが結果を生み、そして目的を明確にする。 |
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