![]() |
2010.12.10 Friday
電話今昔
若い人と話をしていて、どうも通じないことがあった。
「昔は携帯電話なんかないから、誰か華族に聞かれたくないことを電話で話したいときには、外の電話ボックスに行ってかけたものだ。」 「え、何でですか?」 「家の電話は固定電話だから、そばにいる人に聞かれるやろ。」 「あの、ダイアルがついているようなやつですか?」 「そうそう」 「はあ、でも何で電話ボックスなんですか?」 「だから…」 「子機はなかったんですか?」 「はあ……」 そういうことだ。 この人たちは、生まれたときから子機があったのか。 しかし、ダイアルの電話を見たことがないから、ダイアルつきの子機があるなどと思ってしまうんだろうなあ。 ボタン電話というのは、いつごろから出てきたのだろうか。 Webによると、第一号が80年代らしい。 本格的に普及したのが90年代としても、今の20歳は知らないかもしれない。 彼らはポケベルも「そんなものがあったらしい」ということしか知らない。 時代の移り変わりは早い。 こういうふうにジェネレーションギャップは生まれていく。 |
![]() |