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2010.12.04 Saturday
師走と宇宙
12月になった。
早いものだ。 あっという間に12月。ついこないだ正月だと思っていたら、もう12月。 忙しい。毎日何かある。毎年同じことを書いているような気もするが…。 12月は忘年会もあるし、クリスマスはあるし、年賀状は作らないといけないし…、何かと気ぜわしい。 昔は先生も忙しくて走り回る月、ということで師走という名前がついた。 今は先生は元々忙しいから、意味がわからない若い人も多いのではないか。 たまたま地球の公転周期が365日だったから、一年は365日になっている。 考えてみたら、一日が24時間なのも、たまたま地球の自転周期がそうだっただけだ。 1メートルというのも、地球の大きさから来ている。 時間と空間の単位は、すべて地球の成り立ちを基準にしており、たまたまの値だ。 そのたまたまの結果で、ぼくらは生きている。 そう思うと、バタバタしている自分があほらしくなる。 宇宙の歴史からみると、ほんの一瞬だが、人間にとっては悠久の時間を過ごしてきた。 12月だからといって、気ぜわしくなるのは…。 そんなふうに考えると、どうでもいいかと思う。 宇宙の時間でいうと、人間の一生など屁のようなもの。 人類の時間も(まだ終わっていないが)、それに近いだろう。 いつか地球がなくなるときが来るし、太陽がなくなることが来るし、銀河系が他の系と衝突することもあるらしい。 そう考えて、自分の人生を見直してみよう。 |
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