考えたこと2

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ブラウン管
Wikipediaによると、ドイツの物理学者であるブラウン博士が発明したのが「ブラウン管」。

ノーベル物理学賞ももらっている。

これは、本当にたくさん使われている。
世界中でどれくらいのブラウン管が製造されただろうか。
日本でもテレビだけで一家に一台以上ある。
国民の72%という普及率だから、尋常ではない。
世帯ではなく、国民の72%だ。
一億いたら、7200万台。

ブラウン管は真空管の一種でもあるので、当然中は真空である。
だから、割れたらすごいことになる。
一種の爆発と言っていい。

100年ほどかけて、ブラウン管は進歩してきた。
最初はモノクロだったが、カラー化され、いろんな技術がつぎ込まれた。
曲面のブラウン管が平面になったのが、トリニトロン管。

真空管で、底が平面というのはすごい技術だ。
これが最後のブラウン管になって、2007年に生産終了した。
薄型テレビが主流になったからだ。

また、一般的にはブラウン管には高い電圧がかかり、電子線も扱うことから、いろいろなノウハウや特許もあった。
電子線の漏れを防ぐために、鉛が使われているらしい。
部品には、今話題のレア・アースも使われている。

今の日本中のブラウン管はどうなるのだろうか。
リサイクルの手順は決まっているようだが、膨大な量のブラウン管はどうなるのだろうか。

本気でリサイクルについて考えなけれいけないだろうなあ。
それが儲けになるようなビジネスにならないと…。




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