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2010.12.01 Wednesday
ありがとう
最近、朝のドラマで広島が出てくる。
そのせいで、広島弁をよく聞く。 「ありがとう」という言葉のアクセント。 標準語だと、「アりがとう」というふうに「ア」に少しだけアクセントがある。 大阪弁は「ありがトウ」というふうに、後にくる。 (おおきに、というのが本来の言葉だが) それに対して、広島弁は「アりガとう」というふうに「ア」と「ガ」にくる。 特徴があるアクセントだ。 ウチの実家は広島だが、ぼくは住んだことはない。 親父の田舎だ。 そこから毎冬祖母が来ていた。 その祖母の言葉で、広島弁を覚えた。 そのときの「ありがとう」というのは、まさに「アりガとう」というものだった。 最近、毎朝その広島弁を聞く。 「アりガとう」 懐かしいアクセントだ。 広島の言葉は、何となくのんびりしていて、聞いていて好ましい。 第二の故郷という感じは今でもある。 もうぼくの代で終わりだろう。 ウチの子供たちは、そんなことは知らない。 はなしはそれるが、日本の農業を建てなおさないと、地方の活力は出てこないと思う。 農業も、もの作りだ。 過度な保護を続けているから、工夫もできないのではないか。 農家は悪くない。 補助金付けにした政治と、それをいいことに使わせた農協が悪いのだと思う。 もう補助金で食わせていくだけの金もないし、思い切って何か手を打つべきだ。 なんだかわからない話になったが、「ありがとう」は懐かしい。 |
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