考えたこと2

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かっこいい
「かっこいい」というのは、もう日本語になって何十年も経つ。

1960年代の流行語。
ぼくらが中学校の頃には、まだ流行語という感覚があった。
70年以降に生まれた人には、普通の日本語という感覚になっているのだろう。

ぼくらが使うときには、少し遠慮がある。
流行語という感覚が残っているのだろう。
日本語の正規メンバーではない、という感じ。
いまどき、「ナウい」という言葉を使うと、年寄りだと思われるのと同じように、「かっこいい」も年寄りの感じがするのだ。

「かっこ悪い」も同じことだ。
「かっこいい」の反対語としてできた。

もちろん、「かっこいい」とは、「格好好い」ということだ。
これが合成語だという意識は、今の若い人にもきっとあるだろう…、と思う。

しかし、話し言葉として日本語の新参者という意識はないだろう。
生まれたときから、使われているのだから。

ぼくらの親の世代は、「かっこいい」という言葉はあまり使わない。

やばい、という言葉がもしも生き残るとしたら、今頃生まれた人は普通の日本語として使うだろう。
(生き残らなさそうだが…)

そんなふうに、言葉は生まれ死んでいく。

面白い。




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