考えたこと2

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はやぶさの快挙
ニュースで、はやぶさが3億キロ離れた小惑星イトカワの物質を持って帰る、という快挙を成し遂げたと言っていた。

これはすごいことだ。
打ち上げてから7年。
7年間とりあえず壊れずに飛びつづけた、ということ。
これはすごい。

イトカワの大きさは、長さ540メートル、直径は最大約300メートルという。
行って帰って7年だから、まあ、片道3年半かかったとしよう。
もちろん、その間に、イトカワは動いている。
そんなところに着陸したということがすごい。

たった540メートルしかない大きさ。
道のりの3億キロで割ると、0.0000000018という値。
要は、ピンポイントで着陸したということ。

それで、そこから帰ってきたというのもすごいことだ。
もちろん、今度は地球が動いている。
動いているものから動いているものへの移動。
計算で場所を予測しながら飛んできたということか。

そして、オーストラリアの砂漠にカプセルが下りた。
快挙である。

えらいもんやなあ。

また、そのカプセルの中身を分析すると、イトカワのものだ、という。

持って帰ってきた、ということもすごいが、どうしてそれがイトカワのものだということが、わかるのか?ということもすごい。

これで、太陽系の誕生のなぞがわかるかもしれないという。
なぜ、これで太陽系誕生のなぞがわかるのか?ということもすごい。

すごいづくしのはやぶさ帰還。

しかし、財政危機が続いており、予算は苦しく、多くの若い人に職がない状況の日本。
国家予算の全部をつぎ込んでも、何年もかかるほどの借金がある。
それでも、はやぶさ2号を飛ばすことができるのか。

宇宙はロマンだ。
ロマンは金にならない。
太陽系の起源がわかったところで何の役に立つのか、という意見はもっともだ。
まあ、衛星ビジネスの役に立つというメリットはあるが…。
そういうものがあるから、やるのだ、というリクツはロマンではない。

一方、ロマンであるからこそ、たくさんの人たちに夢と希望を与えることができる。
これを見て新たなノーベル賞受賞者が出てくるかもしれない。
そんなことを考える。

ま、とにかく、めでたい。




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