考えたこと2

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Jane Doe
身元不明の死体のことを、女性の場合はJane Doe、男性の場合はJohn Doeという。

なぜそんなことがわかったかというと、字幕のドラマで身元不明のところに、ジェーン・ドゥというふり仮名がふってあったからだ。

どうしてJaneなのかはわからない。
話している側も、わからないのだろう。

調べてみると、被告人は、女性はJane Roe, 男性の場合はRichard Roeというらしい。
なぜRichardなのか、なぜRoeなのか、これもわからない。

なぜそういうのか?と聞かれても、そういうから、そういうのだ、としか答えられない類の事なのだろう。

そういうから、そういうのだ、というのはトートロジー。

これをぼくは"total"から来ている言葉だと思っていた。
全体を表すtotalである。主語と述語が同じであり、これは全体を言っている、というような意味合い。
AはAである、というときには、Aは全てであるから、totalだろう。
ずっとそう思ってきたが、今日トートロジーを引いたら、"tautology"と出ており、どうもtotalとは別の言葉らしい。

変に意味をこじつけして、納得してしまっていた。

こういうのはめずらしい。

以前読んだ内田樹の本に、矛盾を無純と書く大学生の話が出ていた。
矛盾という言葉の意味は、相反する二つの事ととらえ、それは純粋ではないから、無純という言葉になる、という説明。
むじゅん、という言葉の意味から想像して、無純になるという。

なるほどなあ、と思っていたが、自分も同じような間違いをしていた。

トートロジーはトータルから来た言葉ではない。

Jane Doeから変な結論になってしまった…。




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