考えたこと2

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ペルツマン効果
運転時のドライバーの心理。

安全だと思ったら、却って危険運転をする。
それがベルツマン効果…、とドラマで言っていたが、wikipediaには載っていなかった。

正確には、「シートベルトをする運転手は、より危険な運転をするようになるという心理的効果」のことだが、本当にそれをベルツマン効果というかどうかはわからない。

いかにもアメリカらしい研究だ(と思う)。

安全だと思ったら、危険なことをするということが、ある種合理的であるからだ。

アメリカをはじめとする西洋の人たちは、人間は合理的なものという思い込みがある。
というか、そうであるべきだと思っているのかもしれない。
いや、そう仮定しないと、いろんなことが予想できないという感じかな。

古典経済学では、個人は常に合理的行動をする、という仮定をされていた。
最近になって、行動経済学というジャンルが出てきて、人間は必ずしも合理的な行動をしない、ということが、これも規則正しく定義された。

よく通販である、いつでも返品できますというような宣伝。
いったん手に入れたものは、ほとんどの人間は返さないというような心理的効果が説明される。
それが行動経済学の分野。

それに対して、東洋では人間はもともと非合理的なものだという考えがある。
人間はそういうものだ、という諦観がある。

これが東西の一番の違いではないか。
と、以前読んだ、「木を見る西洋人 森を見る東洋人」という本に書いてあった。

ベルツマン効果、いかにも西洋らしい。
人は安全だと思うと、より危険な運転をする…。
なるほど、と思うが、それが100%ではないはずだ。

そう、人はいい加減なものなのだ。



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