考えたこと2

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口の形
日本語と英語の話者では口の形が異なる。

話す言葉で口の形が変わるというべきか。

ジュリア・ロバーツのような口が、代表的な英語話者の口だと思う。
横に広いのだ。
確かに、横に口を広げるようにすると、thやerの発音がやりやすい。
そういう発音をしているから、そういう形の口になる。

日本語には日本語に適した口の形があるのだろう。
そう思ってみると、日本人の口はあまり横に広がっていない。

口というのは、横に広がると、必然的に口角が上がって笑顔になる。
英語話者は愛想がよく見えるのは、そういうことか。(必ずしもそうではないが…。)

あの、黄色いスマイルマークの口がちょうど英語の口だ。

そういえば、海外駐在の帰国子女が日本の学校で、気持ち悪いといわれるという話を聞いたことがある。
それはなんとなく表情が違うということもあるのだろう。
どうしても、英語を話していると、口が横に広がるのだ。

えらいものである。
小さいころから話す言葉で、口の形が変わる。
口の形は、後天的な資質であると言える。

以前にも書いたが、小学校で英語の発音を教えるという話。
所詮、一週間に1回の授業で何ができるのか。
それほど英語に慣れることが大事なのだろうか。
きれいな英語の発音をしようとすると、口の形が変わるほどしないといけない。

挨拶やつなぎ言葉、wellやyou knowというようなものをいくら覚えても、あまり意味があるとは思えない。
これから英語が必要なことはわかっているのだが、小学校でやるのは無理があると思う。

そういう意味で、ぼくは藤原正彦派である。
国語、国語、国語でいいのだと思う。
英語を話す力はちょっとでよい。
話す内容がなければ、話しても仕方ないと思う。
だから、国語、国語、国語なのだ。

ただ、そういう国語を教えられる先生が少なくなってきているのも事実。

うさぎおいしあの山、という故郷の歌詞。
ほとんどの人が、ウサギがおいしいという意味だと勘違いする。
でも、大人になって、ああ、あれはウサギを追いかけるという意味だったんだ、と気づく。
極論すれば、わからなくてもよい。
そういう言葉の大切さを教えられる人がいたらいいと思う。

もちろん、ぼくが無茶を言っているのはわかっている。
先生方は一生懸命やっているし、時間がない、余裕もない、というだろう。

それでも…、とぼくは思う。

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