考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< April 2025 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
的確な表現
入院しているときに、となりは全盲のおじいさんだったのは、書いたとおり。

この人、味のある人で、親戚の夫婦が見舞いに来たときに話をするのを、何気なく聞いていた。

弟の嫁   「あのXXはどないしてるんでしょうかね、兄さん。」
おじいさん 「いや、長いこと会わんな…。」 
弟の嫁   「まだ、大きな犬飼ってるんかしらね。」
おじいさん 「犬?犬てどんな?」
弟      「あれやがな。何やしらん、大きな犬。」
弟の嫁   「大きな、何やらいう犬、2匹も飼うてましたやんか。」
おじいさん 「ああ、あれかいな。最後に見たときは3匹飼うとったデ。」
弟の嫁   「3匹。へー。大きな犬を3匹ですか。」
おじいさん 「いやいや、大きな犬は1匹だけや。たしか、もう1匹は死んどる。」
弟      「そうかいな。死んだんか。ほなあと2匹はどんな犬や。」
おじいさん 「何や、あの、ハラするような犬や。」
弟      「ああ、足の短い…」
おじいさん 「そうそう、あのぶさいくな犬や。」

この話、もちろんダックスフンドの話だろう。
しかし、このおじいさんの表現がスルドイ。

ダックスフンド=ハラするような犬=お腹を地面にこすりそうになっている犬

この話を聞くともなく横で聞いていて、声を出して笑いそうになった。

何とも味のある会話だった。

3人が3人とも高齢であり、その3人が 話のなかで全てを理解し、まったく普通に話が流れていく。
大阪弁と相まって、何とも面白い。

ハラするような犬、この表現は覚えておこう。


| | 考えたこと | 22:40 | comments(0) | trackbacks(0) |

コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://hdsnght1957kgkt.blog.bai.ne.jp/trackback/234307
トラックバック