考えたこと2

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ID制度
一時国民総背番号制などと言って、国民のIDをつけよう、という話があったが、消えてしまった。
また、今頃になって、話が出ているらしい。

ぼくは総背番号制というのは、なんとなくうさんくさいと思っていたが、しかし、今になって便利になるとも思う。
もちろん、国の目的は徴税である。

だから、個人営業主が反対するのは当たり前だろう。
個人営業主は所得の捕捉が甘い。

サラリーマンが反対するのは、ちょっと不思議だ。
10:5:3という割合で、所得が捕捉されているという。
サラリーマンは10割、あとの5と3の区別は忘れたが、いずれにしろサラリーマンの半分以下だ。
所得税に関する税金を増やそうと思うと、捕捉率を上げることが必要だ。
今のままでも、IDを導入すれば所得税は増える。

それ以外に、行政の無駄が減る。

今回の入院で、ID番号があるとどれだけ便利かということがわかった。
手首に巻いたIDのバーコードで全ての検査ができる。
それを呼び出すだけで、中央のコンピューターからどんな検査をすればいいかがわかる。
こんなに便利なものはない。
昔はたくさんの伝票を持っていったり、待っている間に事務の人が持っていったりしていた。
せっかくの設備が有効利用できない。
待ち時間が長いからだ。

そんなことをIDは解決した。

住民票や印鑑証明などの発行はIDカードでできるようになると、飛躍的に早くなる。

そのうえ、最終的には行政単位が関係なくなる。
国が一括管理できるのだ。
だから、国のコンピューターにそのIDが入っていれば、すぐに照会できる。
ということは、県、市町村の管理がいらない。

今でも、市が違うと、導入しているシステムが違う事例があるという。
こんなもの、同じにしないでどうするのか。
仕事のやり方が違うとか、いろんな理由をつけて、違うシステムを導入されたら統合が大変だ。
どうしてこんなことを地方に任せるのか。
少なくとも、データー形式は統一し、同じ様式にするべきだ。
だいたい、日本はカリフォルニアとほぼ同じ面積しかない。
人口は4倍ほどいるが、そんなものだ。
そんな大きさなのだ。

そうすれば、国の一括管理も夢ではない。
(情報漏えいやハッカーによる悪用もあるが、それは横においておく)

そうすれば、行政がスリム化できる。
IDの導入で行政のスリム化がどの程度できるのか、総務省かどこかで試算すればよい。

そうしないと、少子化で生産人口が減るのに、こんな非生産的な仕事に人手を取られてしまう。
公務員など、整理をしないと少子化はせまっている。
少子化と同時に高齢化も迫っている。

銀行のカードやクレジットカードの番号のシステムがそのまま使える。
あれの大きなやつと思えばいい。

フェイルセーフは必要だろうが、もうそろそろ時期なのではないか。
国民総ID化。
いくら消費税を上げても、やっぱり所得課税はやるだろう。

だから、IDをつけよう。
便利になるのだ。
問題点はいろいろあるだろうが、解決すべきだ。
アメリカのドラマでも社会保障番号がIDになっている。
事実上の国民総背番号だ。
向こうはサラリーマンも所得を申告するから、それでいいのだ。
日本も申告すればいい。

昔、そのことを公約にしたサラリーマン新党というのがあったが、なくなってしまった。

今こそ、みんなの党あたりがそれを公約に入れるべきだ。

そうしたら、もっと人気が出るだろう…?


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