考えたこと2

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息子と娘
病院で見ていると、息子は冷たく、娘は暖かく見える。

うちは息子二人だが、病院で見ていて、自分のことを振り返っても、やっぱり息子というのは冷たいものだと思う。
別に冷たくしようとして、冷たくするわけではない。
暖かくしようとするのだが、やり方がわからないのだ。

見ていると、娘はご飯も食べさせてくれるし、いろいろ細かい気遣いができる。
息子はみているだけ。
特に、父親と息子はそういうものだ。

親も頼らないし、子も頼られようとはしない。

「ほな、帰るで」
「ああ」

というような会話。

これが娘なら、ちょっと違う。

「お父さん、もう帰るわね。ちゃんと毛布かけて寝てよ」
「ああ、わかった。お前も気いつけて帰れよ」

という具合。

そんな違いは、どうしてもある。

親子の情は変わらないと思う。
しかし、息子には息子の役割が、娘には娘の役割がある。

息子はあまり小さなことに気をつけたりしない。
死んだあとのことを、考えてしまう。
この年やから、葬式はどこで、香典は辞退して、祖供養はどうして…。

でも、娘は違う。
死んだあとのことなど、考えない。
とにかく、死の瞬間まで生きていてほしいと願う。

そんな気がする。

ぼくは娘もいないし、娘になったことがないので、そう思うのだが…。

病院に1週間いると、いろんなことを考える。


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