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2010.08.17 Tuesday
偏微分方程式
大学の時に、物理や工業数学という授業で出てきた。
微分方程式は高校3年でやったが、偏微分というのは初めて。 ちょうど、その頃はやっていたパックマンというゲームのキャラクターのような文字を使って表す。 当時、ぼくは学校にあまり縁がなく、ほとんど(というか、全く)出席していなかった。 したがって、ぼくの中では偏微分というのは、わけのわからないもので終わっている。 その後会社に入っても、偏微分は使わずじまい。 結局、一生理解することはないだろう。 その偏微分を長男が勉強している。 ノートや教科書を見ると、あのパックマンがたくさん出てくる。 どうも、理解しているらしい。 「それ、偏微分やろ」というと「そうや」という。 それ以上はいわないが、ちょっと情けない。 「多変数の関数に対して、その変数を一旦固定して定数と見なし、一つの成分のみを変数として動かして、その成分方向への瞬間の増分を与える微分法である。」 この定義の意味はわかるのだが、実際に使うとよくわからない。 身体でわかっていない、ということなのだろう。 子どもはいつか親を越えていくというが、その通り。 もうとっくに越えているのだが、親の側が認めたくない部分もある。 ただ、年の功で勝っている部分がまだまだあるから、それで安心している。 いつか抜かれるのは当たり前だし、またそうでなければ困るのだが…。 こういうのを、「やせ我慢」というのかもしれない。 |
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