考えたこと2

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玉砕の意味
NHKの番組で、アッツ島の玉砕をやっていた。

アッツ島とは、アリューシャン列島の隣にある島で、アンカレッジから日本に向かって来るところにある。
もっと南方にあるのかと思っていたら、あんなに北にあるとは思わなかった。
昭和18年、この島で2千人ほどが玉砕した。

玉砕というのは、捕虜になるのをよしとせず、最後まで戦う(=負ける)こと。
ほとんど、バンザイ突撃と同じだ。

当時、大本営発表では、アッツ島の部隊からは何の援護要求もなく、進んで玉砕したと報じたらしい。
これが「玉砕」の始めだった。

実際には隊長から、援護物資や助けてくれという連絡があったらしい。
それを大本営は無視し、放置した。
その後、この無視、放置はいたるところで起きる。
南方戦線など、本当にむちゃくちゃだ。

そのおかげで、たくさんの日本兵が死んだ。

そのような大本営は責められただろうか。

大戦後の東京裁判では、戦犯が裁かれたが、それは当然相手国に対するものだ。

自国兵に対する大本営の態度は、結局裁かれていない。

ちょっと前までは、あれは大本営発表だ、という冗談が通った。
つまり、あれはウソだ、ということだ。

それだけのウソを、大本営がついた。

いまだに日本人は大本営を野放しにしている。


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