考えたこと2

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ライブハウス
今日は次男と一緒にライブハウスに行った。

次男のギターの先生のバンドが出ている。
80年代のフュージョンという感じ。
ギター、キーボード、ベース、ドラム、サックスというメンバー。

昔はよく聞いた。
フュージョンというジャンルはジャズとロックの融合という事だったと思う。
ああいう音楽がいい、と思った時期もあった。
とにかく、テクニックがすばらしい。

ロックのマインドを抜いて、ジャズのフィーリングを抜くと、テクニックが残る。
それをロックとジャズの融合というと聞こえがいいが、結局何をやっているのか、わからない。
だから、フュージョンというジャンルがなくなったんだろう。

ロックの野蛮さもなく、ジャズの自由さもない。
今になったら、そんなふうに感じる。

年とともに、感じ方が変わる。

若いころは、テクニックに惹かれるのだろう。

でも、年をとると、テクニックだけでは面白くない。

特に、ライブでは演奏するメンバーの余裕というか、仲間意識というか、そういうものに惹かれる。

若い人のフュージョンというのは、目一杯のところで演奏している。
自分の能力の90%以上を出しているという感じ。
だから、余裕がない。

自分の能力の半分くらいのところで、演奏しているくらいが気持ちがいい。
そして、自分のここという見せ場で、80%くらいの力を出す。
そんなふうにして、ライブはやってほしい。

演奏者が楽しまないと、聞いている方は楽しめない。

そういうことだ。

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