考えたこと2

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ワークライフバランス
最近聞くようになった言葉に、ワークライフバランスというのがある。

これは仕事と人生の調和みたいな概念。
仕事をしすぎると、人生のバランスが崩れるよ、という事らしい。

いい仕事をするためには、適度な休みが必要、ということもある。
それはそうだ。
適度な休みに読書をしたり、運動をしたり、子どもや家族と遊んだり、趣味の時間を持ったり、友人と遊んだり、飲んでうさ晴らししたり、カラオケで歌ったり、プールで泳いだり、買い物に行ったり、いろんな事をしないと、仕事をする元気が出ない。
つまり、ワークとライフのバランスをとる、ということだ。

しかし、ぼくの回りで、このワークライフバランスを推進している人がよいワークライフバランスを取っているかというと、そうでもない。
だいたい、ワークライフバランスが崩れている人が多い。
どちらかというと、ワークが勝っているのだ。
仕事が中心で回っている。
そういうものだと思う。
ワークライフバランスというものを推し進めよう、というような考えを持つ人は、ワークライフアンバランスの人だろう。
本当にワークライフバランスを実現している人は、そんなものを推し進める必要がない。
それを標語のようにして、唱えているのは、それが崩れているからだ。

でも、その人たちがワークワークバランスになって、不幸せかというと、それはそうでもない。
仕事をして、充実しているように見える。
楽しく仕事ができれば、それでいいのだ。

もともと、バランスという言葉は、釣り合いという意味。
全ての人が同じような点で釣り合うとは限らない。
人それぞれ、釣り合う点は違う。

だから、その自由度を持たせて考えることが必要だ。
その部分が、ワークライフバランスという言葉に欠けていると思う。

しかし、一方で、ワークシェアという考え方もある。
こちらは、雇用を守るために、一人が働く量を減らして、みんなで仕事をしよう、という概念。
これは、休まないと仕方がない。
人を一人でも多く雇用するためには、働きすぎてはいけないのだ。

仕事をするのも、難しくなった。

ぼくらは、かろうじて今の労働の価値観の中で一生を終われそうな気がするが、ぼくらの子どもの世代はそうはいかないだろう。

最近の新聞に、海外支社は外国人の社長とか、それを通り越して海外の人材を日本で雇うとか、ユニクロが社内公用語を英語にするとか、そんな記事が出ている。
このまま法人税が高止まりなら、日本の企業自体が出て行き、日本ブランチになってしまうだろう。
そうなったら、日本の雇用はどうなるのか。
日本の財政はどうなるのか。

そんな課題を引き継いで、次期政権は発足する。

選挙しか選ぶ手立てがないのだから、一票は有効に使いましょう。



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