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2010.05.23 Sunday
フリーの意味
坂本龍一がジャズの解説番組をやっていた。
それによると、モード奏法からフリージャズに行ったとのこと。(モード奏法がなにかはわからないが…) マイルス・デイビスから、オーネット・コールマンそしてジョン・コルトレーンという流れだそうだ。 サックスやトランペットがメイン。 音色や奏法が鍵盤では出せない音。 ひずんだ音やヘンな倍音を使った音楽。 リズムやビートも一人ずつ違う。 それがフリージャズ。 フリーという言葉の意味は何か?とブラスバンドの高校生に問う。 「何をやってもいい」「自由」という返事だった。 そこで山下洋輔が「自由」だけれども、そこには責任がある、という。 フリージャズも、自由であるがゆえに、責任を持たないとイケナイ。 一人でやるのではなく、メンバーがいる。 音楽の会話が成り立つように演奏するのだろう。 「演奏が終わると、音楽はどこかへ消え去ってしまう。そして二度と戻ってこない。」 フリージャズはわからない、と思っていたが、今日の番組を見て何となくわかった。 もちろん、自分ではできない。 フリージャズは何をやってもいいということは、やろうとなると、何でもできるという意味であり、最高のプレイヤーでなければできないのだ。 |
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