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2010.05.03 Monday
誰かの役に立つ
仕事にやりがいを持つためには、その仕事がやりたい、と思うべきだろう。
その仕事がやりたい、と思うためにはその仕事をやって、何らかの満足感があることが必要だ。 満足感は何から得られるのだろう。 給料はもちろんその一つ。 しかし、それだけではない。 その仕事が好きであることもその一つ。 好きであるから、やりたい、という事だろう。 しかし、好きな仕事に就ける人はほんの少ししかいない。 仕事の好き嫌いは結果論だと思う。 最初の3年くらいは、ワケもわからずやる。 次の5年くらいで、わかってくる。 そして、その仕事を好きになる、というようなものだ。 最初は仕事をしたことがないわけだから、それを好きかどうか、わかるわけがない。 自分はこれがしたい、というのは思っているだけだ。 「これ」の部分が仕事のどれだけを占めているのかもわからない。 例えば、芸能人になりたい、という場合、「これ」とはテレビに映っているところだろう。 でも、テレビに映っていないところで、いろんな苦労がある。 CD屋の挨拶回りや、先輩後輩との関係、こんなハズではなかったという苦労…。 昔、スター誕生という番組があったが、あれで出てきたスターはほとんど残っていないのではないか。 結局、何でもいいから、やってみるしかない。 やっているうちに、その仕事が誰かの役に立っていることがわかるはず。 その、「誰かの役に立つ」というのが、一番の満足感を生むのだろう。 Man for othersである。 |
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