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2010.03.19 Friday
桜咲く
今年は、観測史上一番早く桜が咲いたらしい。
関西地方はまだだが、九州の方ではそんなことになっている。 たしかに温暖化が進んでいるという気持ちになる。 桜という植物がいつ地球に現れたのか? 何でも植物が地上に現れたのが、4億年前。 そこから胞子植物→裸子植物→被子植物とだんだんに変わってきた。 桜は被子植物。 でも、植物の進化はよくわかっていないらしい。 あのダーウィンも避けて通った?というくらいだから。 でも、白亜紀にはもう被子植物がいたらしい。 白亜紀というと、1億4000万年前から6500万年前。 だいぶ幅があるが、その時代にはもう桜が咲いていた可能性がある、ということだ。 動物でいうと、ワニや恐竜などのは虫類の全盛期。 ほ乳類はまだまだ小さな存在だった。 白亜紀の終盤に大絶滅が起こり、恐竜が滅ぶ。 その時に他の動植物も滅んだのだが、桜は生き残ったのかどうか…。 大絶滅の後に生まれていたのかもしれない。 まあ、桜は、だいたい5000万年前くらいから咲いていたと考えられるか。 となると、桜の開花は今まで5000万回はあったということだ。 地球ができてから、たったの5000万回。 今の人類が生まれてから、4万年くらいたっているらしいから、人類よりもかなり古い。 そんなものかもしれない。 植物の進化は化石も少なく、まだまだわかっていないらしいから、覆るかもしれないが、今のところそうらしい。 今年も桜が咲くと、桜の歴史の1/50000000が過ぎたことになる。 ゼロがたった7個。 それを多いとみるか、少ないとみるか、自分とは関係ないとみるか…、いろんな見方があるだろう。 ただ、桜が咲くという事実だけでも、調べてみると面白い。 今年も桜が咲く。 5000万回余。貴重な瞬間だ。 |
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