考えたこと2

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人それぞれ
人それぞれ、思いがある。

確信的なものもあるし、ぼんやりと思っているものもある。

その思いが強い人は、気の毒な人だと思う。

自分も例外ではない。
人によって、こだわる部分が異なるかもしれないが、誰しもあるのだろう。

思いの強い部分というのは、もちろん思い入れがあるところだろう。
思い入れというのは、経験をつんで自信を持っている部分とも言えるが、予断、偏見でもあるだろう。
それが予断になるのか、それとも経験をつんだ意見になるのか、これは難しい。

思い入れの強い部分に触れると、ついつい反応してしまう。
それが正論である場合がある。
そういう場合、これが正しいに決まっている、ということになる。
リクツで考えたらわかる。当たり前だ…。
こういうとき時が、要注意。
世の中に「正しいこと」はない。「正しいと思うこと」があるだけだ。
殺人さえ、時と場合によっては正当化される。
ぜったい合っている、と言い切れることはない。
だからこそ、「人それぞれ」と言うのだ。

誰かが「正義をかざすヤツは要注意」と言っていた。
「正しいこと」と同様、「正義」もいい加減なものだ。

よく子供が小さい頃、「○○戦隊シリーズ」を見ている時、言ったことがある。
悪者はやっつけられて当然、と思っているだろうが、悪者から見たら、正義の味方が悪者になるぞ、ということだ。
悪者にとっては、自分たちが世界征服することが正義。
それを邪魔するものは悪者だ。

中東や北アフリカで起こっているような紛争は、みんなその類だろう。
今や誰が正しくて、誰が間違っているのか、わからない。
真実は見方の数だけある、ということ。

それでも、思い入れが強いところにくると、反応してしまう。

人がそうなっている時は、よくわかる。

でも、自分がそうなった時はわからない。

それがわかるようになるためには、かなりの年月が必要なのだろう。

それも、人それぞれ。

ぼくはもう少しかかる。

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