考えたこと2

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ゾメキトキメキ出版
NHKの朝のドラマ、今回は出版社が舞台。

ゾメキトキメキ出版というケッタイな名前の会社だ。
この会社が発心(ほっしん)という雑誌を出しているのだが、その雑誌のウリはチャレンジャー10という企画。

このページでは人間をとりあげ、その人間の面白さを描く。
なかなかうまくかけなかった主人公も、だんだんと人間の面白さを描く視点でものを見るようになり、ようやく編集部の一員となる。
今週は宣伝優先のライバル誌に大きなスポンサーを持っていかれ、ついに出版社を閉めるというストーリー。

この出版社の社長兼編集長を室井滋が好演している。

商業誌とは一線を画した路線。
あくまでも人間の面白さにスポットを当て、それを描くというのが編集方針。
気骨のある編集長。
一度雑誌を廃刊して、もう一度立ち上げている。
こんな人がいたら、ついていきたい、と思わされる。

今朝は編集部のみんなを集め、廃刊を告げる。

「すまんことです」と頭を下げる。
編集部員の再就職先や雇用保険の事とか、そういう話をするのだが…。

一方、編集部のみんなは、最後まで残ってくれたスポンサーを紹介する小冊子を作ろうとか、いろいろな最後の企画を話す。

思わず涙をこぼす編集長。

よし、それやったら、それを最後に作ろう、とみんなの企画にOKを出す。

感動の場面だった。

こういうふうに、会社はつぶれていく。
いいものが残るとは限らない。

これからのストーリーはどうなるのかわからないが、室井滋の編集長は存在感がある。

こういう人はいないだろうが、その違和感を超えた役作り。

「ゾメキ」がある。

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