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2010.01.16 Saturday
決めるということ
何かを決めるという仕事は、時にストレスを伴う。
決定者の立場は、決して気のいいものではないだろう。 利害が対立している場合や、責任の所在がはっきりしない場合、そして物事の見方が違う場合…。 どちらも正しいと思うし、また、正しくないとも思う。 決定者の心情的な意見で決めるわけにはいかない。 組織の目的や理念、全体的な利害を考えて、判断せざるを得ない。 まず、その話題について知らないといけない。 勉強が必要だ。 最低限の知識を持ったら、あとは判断をするのみ。 余計なことは考えてはいけない。 人と相談してもよいが、決めるのはあくまでも決定者。 だから、決めるというのは難しい。 ポリシーが必要だ。 どうして、そう決めたのか。説明できないといけない。 特に、決定権がどこにあるのか、はっきりしない組織の場合は特にそうだ。 誰が決めることができるのか、わからない。 信じられないかもしれないが、そういう組織もある。 それでも、決めないといけない事がある。 決定権がどこにあるのか、はっきりしないということは、責任の所在もはっきりしないということになる。 それでも、誰かが決めないといけない。 誰かの恨みを買ってでも、組織のために決めないといけないのだ。 それが決定者の仕事だ。 |
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