考えたこと2

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キムタクの英語
キムタクが得意の英語で、スーザン・ボイルに話しかけたが、英語だとは思われなかったという場面。
週刊誌で話題になっている。
今年の紅白歌合戦。

そりゃそうだろう。
あの場面、スーザン・ボイルは歌を歌う直前で、だいぶ緊張していたし、まさか日本のタレントが英語で話しかけてくるとは思っていない。
英語を話さない、と思う相手が何を言ってもダメだ。聞く気がない。
言葉とはそういうものだ。
通訳に聞いてわかったというオソマツ。

まして、彼女はスコットランド生まれだから、英語はだいぶなまっている。

言葉によるコミュニケーションは35%という統計をみごとに裏付けた。
あの場合、言葉以前の情報で、英語は話さない、というコミュニケーションが成り立ってしまったということだろう。
場面、年格好、それまでの状況から、彼が英語で話すわけがない、というイメージをうえつけた。

まして、英語の通訳が付いているのだから、そう思うのは当たり前。
だれがやっても、そうなっただろう。

どうやったら、よかったか。
事前に(ステージに上がる前に)キムタクが直接英語で話していれば、そんなことはなかっただろう。
この人は英語で話しかけることができる、という情報をわかっていれば、対応できたはず。
通訳が、今からこの人が英語で話しかけますよ、と言っておいてもよかっただろう。

それができなかった、ということは、アドリブだったのか…。

それはムチャだ。

そんなに英語でコミュニケーションできると思っているとしたら、かなりメデタイ。

ぼくらも、外人がカタコトの日本語でいきなり話しかけてきたら、きっとわからないはず。
それも、外国に行って、そういう状況になるのだ。

「ワータシハニホンゴスコシハナセマース」
「Oh, I'm sorry. I can't understand your English.」

人間、考えられないことは、起こらない…、というか、起こらないことになっている。

だから、コミュニケーションは面白い。

| | 考えたこと | 21:07 | comments(0) | trackbacks(0) |

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