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2009.12.16 Wednesday
お通夜
現役で人が亡くなると、大変だ。
まさかと思うが、本当に急で、先週まで元気そうに働いていた人が急死した。 去年手術をしたが、経過はよくて、元気そうな顔をしていた。 そんなに関わったわけではないが、ある仕事で何度も電話をしたことがある。 今日お通夜に行って、遺影を見た。 笑っている姿をみて、不思議な気分になった。 先週までいた人が、亡くなっている。 亡くなったら、何もない。 関わりのあった人たちが集まり、お通夜の読経を聞き、焼香した。 明日にはもう骨になるだろう。 そう思うと、やりきれない。 人間の営みなど、ちっぽけなものだ。 途中で止まったものがたくさんある。 止まったものは、やめないと仕方ない。 いずれにせよ、主を失ったプロジェクトは同じカタチでは続けられない。 だれにでもいつかは「その時」が来る。 人生でただ一つのたしかなことは、「その時」が来るということ。 それが現役で来るか、引退後に来るか、それはわからない。 十分に気まぐれにやってくる。 それがいつ来ても、仕方がない。 悔いは残るだろう。 それでも、なるべく満足して迎えられるように過ごしておこう。 合掌。 |
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