考えたこと2

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アメリカ
アメリカに対する感情は複雑だ。

自由の国。人種のるつぼ。

ぼくらがティーンエージャーの頃、アメリカの文化はあこがれだった。
日本のテレビでもアメリカの番組を買っていて、ゴールデンタイムにドラマをやっていた。
コメディも、刑事物も、ウェスタンもあったと思う。
くだらないバラエティなどなくて、テレビ番組を真剣に作っていた頃だ。
アメリカの大きな冷蔵庫、大きなクルマ、土足で上がる家、サンフランシスコの坂とケーブルカーなど、あこがれというよりは夢のようだった。

そして、ヒッピーやサイケデリック、ウッドストックの若者文化。
ピースマーク、スマイルマーク、おなじみのサインもぼくらはリアルタイムで知っている。

そして、何といっても音楽。
アメリカンポップス、フォーク、ロックの時代。
深夜放送で英語の歌を聞いた。それが普通だった。

一方で、原爆を落とした国でもあり、第二次大戦では敵国だが、戦後利害はあるとはいえ、助けてくれた国。

初めてLAに行ったときには、うれしかった。
たしか、1990年。
西海岸の乾いた空気を吸った。

朝からクルマに乗って、日本語の交通情報をやっているのにはビックリした。

あの乾いた空気のおかげで、ギターがいい音がするのか、と思った。
街の中ではスペイン語なまりの英語で難儀をした。
ヒスパニック、という言葉の意味がわかったような気がした。

ソウル、ブルースの国でもある。
デトロイト、シカゴはそんな雰囲気。
空港の中は黒人が多かった。

西海岸と東海岸では、全く違う。
そして、南部と北部でも全く違う。

それでも一つの理念でできている。

壮大な実験。

それがアメリカだと思う。


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