考えたこと2

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Always be prepared
Always be prepared.

「そなえよつねに」、ボーイスカウトのモットーである。
一時期、ボーイスカウトの下部組織であるカブスカウトのお手伝いをしていたこともあって、これについていろいろと調べた。

普通は、以下の意味。
これは山口県のボーイスカウト連盟のページから取ってきた。
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そなえよつねに  
ボーイスカウト以上のスカウトと指導者のモットー(標語)。

スカウトは何事に対してもいつでも必ずやり通すという準備を常にしておく、という意味である。
スカウトはいつも心にも体にも、技にもすきのないよう、どんなことにでも応じることができる心構えをもって「さあこい、準備はできている」ということを意味する。

そのため、スカウト技能はどんなことでも役立つよう、準備のために日頃から訓練をしておくのである。そしてまた、将来社会に出ても、よい公民としての準備が整った人物になるために、スカウト教育を身につけるという意味をもつ。

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どうも、パッとしないなあ…と思っていたら、アメリカのボーイスカウトのサイトにこんなのがあった。
ちなみに、ベーデン・パウエルというのは、スカウトの創始者(イギリス人)。

英語で書いてあったので、これを訳すと、こんな風な意味だと思う。

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そなえよつねに
ボーイスカウトのモットーである。

「一体何にそなえるんですか?」とスカウトの創始者であるベーデンパウエルに、尋ねた者がいる。

「何?いつもやっている事にだよ。」

隊でやっている訓練は、スカウトのモットーに恥じることが無いように、という意味でやっている。
誰かが事故にあったとき、応急措置を知っていれば、そなえよつねに、といえるだろう。
人命救助訓練をしていれば、泳げない人が深みに落ちても救うことが出来るだろう。

しかし、ベーデンパウエル卿は非常時の備えばかりを考えていたのではなかった。
全てのスカウトが生産的な市民になること、そして、他の人たちに幸せを与える、ということに対して、「そなえよつねに」と考えていたのだ。
スカウトの一人一人が、精神的にも、肉体的にも、いつでも、どのような苦闘にも立ち向かい、そして、どのような挑戦が前途に待っていようと、強い心でそれを迎えることが出来るように、「そなえる」事を望んでいたのだ。

「そなえよつねに − 人生のために」
幸せに生き、後悔をせず、自分が最善を尽くした、ということをわかること。
これがスカウトのモットーが意味するものである。 

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この「自分が最善を尽くした、ということをわかる」というところがミソ。

つねにそなえているから、自分が最善を尽くしたと言えるのだ。

Always be prepared.

なかなか難しい。


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