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2009.11.10 Tuesday
バッタもん
パチもんはまがい物のことだが、バッタもんはホンモノ。
バッタもんというのは、倒産した店などから仕入れた商品のことであり、本来の意味は正規品だ。 値段が安い正規品ということ。 しかし、今ではパチもんと同じく、安いまがい物のことをバッタもんという。 結局、パチもんと同じような意味になっている。 これも、ぼくらが小さい頃には使っていなかった。 聞いたこともない。 大阪では使われていたのだろうか? ぼくは神戸だが、近所では聞いたことがない。 これも、いつからか使われるようになった。 パチもんとバッタもん、何となく似ている言葉。 こういう言葉が一般的になるということは、それが巷にあふれているということか。 そういえば、安売りチケットの店のことをバッタ屋という。 これはバッタもんを売っている店だから、バッタ屋だろう。 あれは、旅行会社がJRのチケットなどをたくさん買って値引きしてもらい、余った分を売っている…と聞いた。 切符だから、正規品に違いはない。 あれこそ、バッタもんだろう。 ということは、やっぱり巷にあふれている、ということなんだろう。 世の中、うさんくさいものが増えた。 |
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